市長選挙

行橋市長選挙 投開票の結果2018 速報一覧と情勢・主張 公約

平成30年3月17日の任期満了によって、福岡県行橋市長選挙が2018年2月25日に実施され、投開票の結果が明らかになります。

結果判明しました。下記詳細リンクをご確認下さい。

「行橋市長選2018」の投開票結果の詳細は以下でお知らせしています。
行橋市長選挙2018 投開票結果と立候補者の一覧名簿

市議会議員の補欠選挙はこちら⇒ 行橋市議会議員補欠選挙 投開票の結果2018 速報一覧と情勢

福岡県行橋市(ゆくはしし)は県の東部に位置する市です。面積は70.05平方キロメートルで、総人口は71,120人(2017年10月1日現在も推計)。

「ぎょうばし」ではなく「ゆくはし」と読む「行橋」の命名の由来は、1889年(明治22年)4月1日の町村制施行に遡ります。京都郡・行事村と仲津郡・大橋村・宮市村の3村が合併して新たな町となる際、行事村の「行」と大橋村の「橋」の字を合わせて「行橋町」と命名。これが、今の行橋市となりました。

かつて、この地域は、アジア大陸から海を越えての外的の攻撃にさらされました。これを防ぐために、「みやこ町」境の御所ヶ岳・馬ヶ岳周辺に山城が築かれ、現在でも良い状態で城壁は残されていて、「御所ヶ谷神籠石」として国の史跡に指定されています。

このような過去を持つ「行橋市」ですが、今や行橋市は、県内でも数少ない「人口増加の続く」北九州市のベッドタウンでもあります。また、東九州自動車道が、2016年4月に北九州から宮崎まで全通しており、このような環境を『政治』がいかに街づくりに生かしていけるかが問われています。

この記事では、行橋市の今後の発展を占う、行橋市長選挙2018の当選・落選の当開票結果と立候補者の情勢についてまとめています。

行橋市長選挙2018 立候補者3氏の横顔

今回、2018年の行橋市長選挙には、前市議の新人・藤木巧一氏、元県議の新人・岡田博利氏、現職の田中純氏、無所属3名が立候補しています。
市長選挙の最大の争点は、新図書館を核とする複合文化施設の建設計画(2020年4月開館予定)です。

「行橋駅東側の活性化に必要」とし、推進を主張する現職・田中氏に対して、藤木氏は「現図書館に特に問題はない」として白紙撤回を主張。岡田氏は「解体された市民会館の機能などを備えた施設にすべきだ」と見直しを主張しています。

藤木巧一(ふじき こういち)氏(70歳・無新)の主張

募金で建てた市民会館を田中市長が壊すと聞き、市民の声を聞かず勝手に進めるのはだめだと離れた、と主張。「15年間の運営費込みで55億円もの施設で商店街は再生するのか。税金は教育や福祉に使うべきで、子供たちが住みよく思えるようにしたい」と、施設より教育や福祉を優先すべきと主張しています。

主な公約:複合文化施設は白紙撤回・給食費補助や返済不要の奨学金制度を拡充・起業家育成プロジェクトを設け若者らの定住を図る。

NPO法人地球環境共生ネットワーク県理事。履歴:市下水道課長。生活支援課長。市議。京都高卒。【共産党が支持】

岡田博利(おかだ・ひろとし)氏(70歳・無新)の主張

「55億円もの複合文化施設はやめる。子や孫に負債を残していいのか」と、出陣式で第一声を放つ。「女性センターや児童館、公民館など多くの要望がある。市の人口・財政規模に見合い、市民の声を聞いた計画に変更する」と述べ、更に「余った金は教育・福祉に」などと、市民の声を聞き計画の変更を訴えています。

主な公約: 複合文化施設計画は市民会館機能を備えた内容などに変更・小中学校の給食費無償化・公募彫刻展ビエンナーレは見直し

損害保険代理業。行橋校区子ども育成会顧問。履歴:参院議員秘書。建材会社員。市議。県議。中大卒。

田中純(たなか じゅん)氏(71歳・無現1期)の主張

「政治家に必要な資質は夢を語り、豊富な人脈を持つこと。麻生太郎副首相とも昵懇(じっこん)なのは京築にとっても極めて有利」と中央とのパイプを強調。複合施設については「この4年で税収は大幅に伸び1年の増収分で造れる。『将来に禍根を残す』との批判は当たらない」と、あくまでも複合施設の建設は「禍根残さぬ」と主張しています。

主な公約: 駅前拡幅や新図書館による行橋駅東側の再構築・今川パーキングエリア周辺を再開発・英語とICT(情報通信技術)教育の推進

行橋京都地区防犯協会長。履歴:在ブラジル大使館1等書記官。関東財務局上席調査官。県議。京大卒。【自民党・民進党が推薦】

行橋市長選挙2018 政策質問への回答一覧

行橋市長選挙2018に対する共通の質問に対する、3氏それぞれの回答一覧です。

共通の質問内容は以下の6点となります。

  1. 「安川通り」の渋滞緩和策について
  2. 行橋市に児童館は必要か
  3. 新図書館を核とする複合文化施設について
  4. 10年近く閉鎖状態の市民プールについて
  5. 市民会館に代わる大規模ホールは必要か
  6. 行橋の魅力について

立候補3氏への質問と回答一覧

 

設問藤木巧一 氏
70歳・無新
の回答
岡田博利 氏
70歳・無新
の回答
田中純 氏
71歳・無現1期
の回答

「安川通り」の渋滞緩和策について
将来的にはバイパスの新設が必要だと考える。当面は車線の増設や迂回(うかい)路の拡幅などの整備を行う。安川通りの店舗や通行する人たちの意見を聞き、市街地の交通網全体について改善策づくりを早急に進め、整備したい。商業施設や飲食店があり、市内で一番交通量のある通りであるため、4車線化は欠かせない。将来的には市道東大橋西宮市線を吉国まで延長したい。当面は交差点の見直しなどで対応するが、県と共に知恵を出したい。渋滞する交差点の右折レーンの延長や信号サイクルの見直しなどにより交通混雑の緩和を図る。また、大型商業施設から離れた場所に車を止めてシャトルバス運行を行うなど、交通ネットワークを検討する。

行橋市に児童館は必要か
必要。子育て環境を整えるために幼児や児童が学び、遊べる空間が必要。屋内では学びの部屋や遊戯室、屋外では幼児用プールやアスレチック広場などを備えたもの。産後ケアなどができる子育て支援室も造りたい。児童館は必要。市街地を含め児童が増えており、幼い子の遊び場、働く母親たちの託児所を考えたい。当面は各校区の公民館をはじめ、全ての公共施設において子供達を健全に育むプログラムを採り入れる。子供の遊び場や、子育て世代の方が集まる場所が少ないと感じている。児童館という形にはこだわらないが、さまざまな場所に子供の成長を応援する空間を増やしていきたいと考える。

新図書館を核とする複合文化施設について
現図書館の増改築で十分。新図書館の事業費が多すぎるうえ商店街の活性化にはならない。シャッターを閉めた店舗の現状を個々に把握し、開店させる方策を講じることが先。駅東口の再開発と歩行者道路の整備が必要。現在の建設計画には反対する。ただ、業者との契約は市議会が既に可決しているので、市の財政規模などの実情に見合った施設内容に計画を修正・変更していきたい。新しい施設には市民がほっと一息つける空間や子供の遊び場、子育て世代を応援する託児機能などを設ける。将来を担う地元学生が商業施設のフードコートで勉強しなくても良いように、学習空間も充実したものにする。

10年近く閉鎖状態の市民プールについて
市民プールは別の広大な土地に卓球場など屋内スポーツの複合施設として新設するのがベスト。市民プール跡地はナイター照明付きの少年サッカー練習場かテニス場、グラウンドゴルフなどができる多目的広場が良い。市民プールは現時点では必要ないと思う。民間プールの相互利用や苅田町営プールの共同使用などを協議、検討したい。跡地には何らかの公共的施設が望ましいが、売却の際は周辺環境を考慮し、用途制限を設けたい。小中学校のプールが未整備だった時期、市民プールは子供の水泳指導面から重要だったと考える。現在は全校に整備が行き届き、地域開放も行っているので、レジャー用としては海辺などに移動式プールなどを設けたい。

市民会館に代わる大規模ホールは必要か
財政的に大規模ホールの新設は困難と考える。コスメイトの文化ホールの席数の増設を検討したい。代替案としてカラオケやピアノ、舞踊や映画など文化活動の発表会ができる300席程度の小ホールを造りたい。京築の中核である本市には必要だと考える。利用頻度が低いというが、それは施設の問題ではなく、どのようなステージイベントを行うかということにかかっており、大規模ホールは必要である。コスメイトのホールや総合体育館が整備される以前は市民会館は唯一のホールで、重宝された。しかし、閉館前の利用率は年間10%を切っており、需要は中規模ホールに移行しているため、大規模ホールの優先度は低い。

行橋の魅力について
海・山・川に恵まれ桜並木や菜の花がある自然豊かなのが魅力。ウオーキングやハイキングが楽しめる郷里を市民みんなでつくっていきたい。地域のコミュニティー育成のためさまざまな活動を行政でサポートしたい。行橋市は潜在的な産業力があり、気候・防災面でも恵まれている。交通インフラも整備され、各種産業分野における人材も豊富だ。このような利点を生かし、人材を蓄積させ、豊かで安心して暮らせる街にしたい。海あり山あり、自然に恵まれた行橋・京築地域は近年交通の利便性も格段に向上し、ますます九州北東部の中核都市としての存在感が増している。この地域の持てる潜在能力を最大限発揮できるよう尽力したい。

 

行橋市長選挙2018の当開票結果一覧(立候補者一覧及び当選者名簿)

まずは、行橋市長選挙2018の投開票に関する実施概要を確認します。

行橋市長選挙は2018年2月25日に投開票を実施

自らの投票についてはまず、投票所入場券の内容を良く確認しましょう。

【告示日】

平成30年2月18日

【期日前投票期間】

平成30年2月19日から2月24日

【投票日及び開票日】

平成30年2月25日

【投票時間】

午前7時から午後8時まで。

【投票場所】

市内16箇所。

【開票場所・時間】

即日開票(行橋市民体育館にて、午後9時20分より開票開始)。

【有権者数(人)】

60802人(男:28732・女:32070)

※ 平成30年2月17日現在。

【投票率(%)】

投票結果待機中。

【執行理由】

任期満了

【定数/候補者数】

1/3

詳細はこちら⇒ 行橋市長選挙及び行橋市議会議員補欠選挙 | 行橋市ホームページ

行橋市長選挙2018 投開票結果と立候補者の一覧名簿

今回、2018年2月25日投票の行橋市長選挙の「全立候補者一覧名簿」は以下のとおりです。

行橋市長選挙(2018年2月25日投票結果)
告示日:2018年2月18日
投票日:2018年2月25日
有権者数(人):60238
投票率(%):45.74
執行理由:任期満了
定数/候補者数:1/3

行橋市長選挙2018 立候補者の投開票結果 一覧名簿

行橋市長選挙(2018年2月25日投票)
【告示後:届出順|結果判明後:得票数順 にて表記】

 

no得票数氏名年齢性別党派新旧
110462田中 純
たなか じゅん
71無所属
210371藤木 巧一
ふじき こういち
70無所属
36216岡田 博利
おかだ ひろとし
70無所属

 

行橋市議選2014の投開票の結果一覧名簿

前回2014年の市長選の投開票の結果(当選・落選)一覧は以下のとおりでした。

行橋市長選挙(2014年3月2日投票)の投開票結果

 

no得票数氏名年齢性別党派新旧
114275田中 純
たなか じゅん
67無所属
28111岡田 博利
おかだ ひろとし
66無所属
36967二保 茂則
にほ しげのり
56無所属

 

行橋市長選挙2018の当開票の結果と開票数・投票率について

行橋市長選2018の当開票結果の詳細については、投票日当日の結果を受けて随時更新致します。

また、行橋市長選挙2018の投開票の結果を受けて、真新しい事実や立候補者のその後についての情報があれば、ここでご紹介致します。